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2022年入社富山事業所 保全課

大谷 央莉Himari OOYA

父と似た道で、働く喜びを感じています。

 先日は、高速道路のリニューアル工事に伴う対面通行規制の設置・撤去・保守業務を行うための準備を行いました。準備を終えた後は、夜から朝方にかけて片側通行にし、先行車と低速車を走らせて誰もいない空間を3km〜10kmほど作り出します。その隙に規制をかけて、樹脂製の防護柵の設置などを行うための段取りを先輩と一緒に考えました。
 当社に入ったのは、高速道路に関わる仕事をしている父の影響を受け、小学生の頃から同じような道に進みたいと思っていたことが大きな理由です。実際に働くと大変な時もありますが、自分が携わったものを見ると、すごく嬉しい気持ちになります。そのひとつが、中央分離帯の距離標です。100mごとに設置されている、数字が書かれた看板です。入社1年目の暑い夏に、富山管内の北陸自動車道全線の取り替え作業の確認やサポートをしたことは今も忘れられません。
 技術職の女性は今、私一人です。最初は不安でしたが、皆さん優しくフレンドリーに接してくださり、腕力の面などで気遣ってくださるので、とてもありがたいです。また、「分からないことを分からないままにしないでね」と言ってくださり、同じ質問をすることがあっても丁寧に教えてくださいます。
 これからは自分で考える力と知識をより身につけ、一人で工事を担当できるようになっていきたいですね。女性社員とも一緒に働けたらいいなと思っています。

皆さんに伝えたいことは?

入社時に土木の詳しい知識がなくても大丈夫。尊敬できる先輩たちから一から教われますし、何事にもチャレンジしやすい環境です。